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27歳の夏に跡部様に出会うとは思わなかった その1

2.5次元舞台界隈に詳しい妹に連れられ、人生初「舞台テニスの王子様」(テニミュ)を見てきた。


今日の観劇は自分の心に少し面白い波をたてたので、それを記しておくことにする。

 

まずは、わたしのことについて少し。
27歳。オタク。小学校の時にテニプリは履修済み。
悲しいかな、自身が腐女子として生きることのきっかけになったのはテニスの王子様のBLアンソロジーである(近所の本屋に売っていたという古の腐女子のあるあるエピソードを体現している)


そして我が妹は、10年ほどテニミュを追いかけており、タイトなスケジュールの遠征もこなす結構なガチ勢。酸いも甘いも知っている強者(だとわたしは認識している)
これまでのわたしは家で流れるテニミュのDVDやCDをなんとなく流し見聞きし、妹の熱狂ぶりを横目で見るだけだったが、今回、もろもろのきっかけがあり、あの天下のテニミュを観劇することになったのである。

 

 

初めての2.5次元舞台の観劇は、正直緊張の連続であった。
その場にそぐわない振る舞いをすれば、Twitterの140字では収まらない内容で(iPhoneのメモ画面に延々と書き連ねた文章)ネットに晒されるのを知っていたし、普段ライブハウスかジャニ、女の子地下ドルの現場にしかいない自分のとって、きれいなホールでの観劇はあまりにハードルが高すぎた。
だから、徹底的に観劇マナーをネット検索したし、場の雰囲気を壊さない小綺麗な格好をして当日を迎えた。

 

開演15分前に劇場入り。
これはジャニの現場の時にもいつも思うのだけれど、女がなんらかの箱で8割以上集まると、それはそれは謎の迫力がある。なんというか、美と欲を集めた圧というか、えも言えぬ雰囲気が漂うのだ。

 

まず開演前にキャストの人による、注意事項の説明から舞台が始まるのだか(これはHKTの劇場でも何度も体感済み)これを聞くと、「何かが始まる!」というわくわくが走りだす。


そして暗転。
初めてのテニミュが始まった。